建築士は3年に1度、定期講習を受けることとなっています。
通常試験を受けなければいけない年度には、ハガキなどでお知らせがあるのですが、
今回来てない(と思う…たぶん…)のですっかり忘れ。
たまたま前回の定期講習を受けた時の書類を見たところ、
「平成32年度で平成33年3月31日までに次回は受講することと」となっている。
平成33年って…令和3年???ってことは今年の3月?もう3月だよ?!!!
かなり慌てて申し込んで、なんとか3月中に受講が間に合いました。
余談ですが、運転免許の方も次回の講習いつだか慌てて確認しました…
平成35年=令和5年。まだ大丈夫です。平成トラップに焦ります。
定期講習の目的としては毎年更新される法規を確認したり、建築士としての自覚を再度確認したり、、
一般的な運転免許更新の講習と同じようなものですが、時間はほぼ1日。
だいたい9時台から始まり、最後のテストも含めて5時ぐらいまでとかなりハード。
一応テストでは、点数をクリアできないと合格はもらえないです。
今回一番興味があった内容は環境問題に密接につながる、改正建築物省エネ法についてです。
段階的には施行されていましたが、令和3年4月から本格的に施行されます。
今まで私のような住宅を多くやっている設計者は、
省エネ性能向上の努力義務ということだけだったのですが、
令和3年4月からは、省エネ基準適合+建築士から建築主への説明義務が必要になります。
このように変化についていくことは大変ですけど、
どんな職業でも時代に合わせた変化についていかないとダメですよね。
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