違いの分かる「あなた」にぜひ使ってほしい素材です。

津軽塗りの取っ手という贅沢さ

津軽のエコハウスの木製建具の取っ手にはある工夫がしてあります。

色鮮やかなこの取っ手は、

青森県弘前市を拠点に活動する 、津軽塗り職人の「三上優司」さんとのコラボレーションをした木製建具です。

実は、ただのステンレスの取っ手に、三上さんが漆を2ヶ月ほどかけて塗ってくれたものです。

この取っ手を、シナの白木の建具に取り付けました。

手触りがよく、部屋の中にあるとなんだか握ってしまいたくなるような

やさしい印象のする取っ手に仕上がりました。

漆職人、三上優司さんとの出会い

初めてお会いしたのは2018年のことで、
当時、知り合いの建築家さんの紹介でお会いする機会を得ました。

当時の津軽塗りへの私の印象は、

「高そう。。」、、ただそれだけでした。

なぜかと言うと、祖母の家にあるおぼんや、茶碗を持つたびに、
「これは津軽塗りだから、大事に使いなさい。」
と言われていた記憶があるからでした。

三上さんは、「高級なものだからこそ、たくさん使われてほしい」
とおっしゃっていて、津軽塗りも、ただ持っているだけではなく

たくさん触ってもらうことで、津軽塗りの本来の手触りの良さ

を感じることができるんだよ。と教えてくれました。

私も、建築の素材を考えるとき、「裸足になりたくなるような床材や、
自然と触れたくなるような肌触りの良い素材」を使いたいなと考えていました。

良い素材はやはり高いです。しかし、価値のあるものにこそ
お金をかけると生活は豊かになるだろうな。と感じていました。

建築の素材選びも津軽塗りの考えと共通するところがあったのです。

さらにお話をしていくと、三上さんは、津軽塗りをもっと一般向けにするための

アイディアもお話してくれました。

「つまみや取手等の人の触れる場所をこそ丁寧につくっていきたい」

キッチンのつまみや取っ手は、よく人の手にふれる部分だし、

大きいものではないから、きっと製作するのにもお金がかからないのではないか?

と話してくれたのです。
とても共感できるアイディアにすぐに私ものっかりました。笑

そうしてできたのが、この建具です。

伝統文化である津軽塗りと、建築の建材が組み合わさるときっと面白いものができるはず!!

いざ、製作へうつりました。

津軽塗りのおもしろさ

漆は、耐薬性や防水、防腐性があります。

また色もたくさんあるところも魅力で、

どんな素材にものせることができるのができ、曲面にも対応できます。

電気に対する絶縁性も持ってる為 、冬の静電気を防ぐことができ
安心して触れることが可能なのが個人的にはとても嬉しいです。

乾燥してくると、金属製の取っ手を触る際は、
静電気に脅えながら生活していたので、迷いなく、取っ手を握れるというのは、素晴らしいことだなと感じました。

そして、手触りもよく、見た目にも美しい。

まるで、万能の素材のようで、津軽塗りの可能性にわくわくしています。

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