[資金計画] 無料相談について知ってもらいたいこと(その4)

若くて実績も少ない我々に設計を依頼するということは、
リスクがあることだと思います。

無料相談の1回目のプレゼンテーションでは、
我々の「熱意と誠意を持って取り組む姿勢」
を提案を見ることで判断して頂けるように提案をしています。

実は設計事務所が苦手としている分野です。

やはり、一番気になるのはお金についてではないでしょうか?

設計事務所や建築家に依頼すると、お金の話で苦労する。という話はネットでもよく見ます。

設計事務所や建築家は建物の専門家なので、
基本的にお金に対する知識はとても低い傾向にあるなと感じています。

私自身、設計事務所勤務の際は、資金計画をみたことも、作ったこともなく、
お金の知識が低いことは、独立する際にはかなり不安な部分でありました。

しかし、我々設計事務所が建築の専門家だからと言って、
お金の話を切り離してしまうと、予算オーバーにつながったり、
予想していなかった出費でお施主様が苦しむ結果になってしまいます。

晩婚化や、超低金利で住宅ローンが借りれることにより、
住宅ローンの完済年齢は上昇傾向にあります。(平均73歳)
住宅ローンで老後も家計を苦しめないような、適切な資金計画
購入前から確認しておく必要があると考えます。

資金計画のお話。

資金計画のお話を進める際、項目は大きく分けると、

(A)建築工事費用

(B)設計・監理費用

(C)諸手続き費用

があります。
それに加えて、図の右上「諸経費」がかかってきます。
設計事務所が苦手としているのが、
まさにここの「諸経費」ではないかと考えます。

設計料や監理料は、国土交通省からでている基準があるので、
説明がしやすいのですが、諸経費の項目を把握するには、
ファイナンシャルプランナーさんや土地家屋調査士さん等にあるような、
建築とはまた違う専門の知識が必要になってきます。

もちろん、設計士にこの「諸経費」について、
お客様に説明する義務はありません。
しかし、建築の相談もできて、お金の相談もできる。
そんな設計事務所が少ないのが問題でもあるかと考えます。
諸経費を細かく見ていくと、

住宅ローンの諸経費は、
融資手数料や、印紙代、保証料、保険代」等がありますし、

土地取得費用は、
仲介手数料や、印紙代」等が発生します。

登記も、
所有権移転、抵当権設定、」等の費用が発生します。

この家を建てるためにかかる諸経費を把握していないと、
お客様にとって大きなダメージとなることは間違いありません。
諸経費を把握しているかどうかで、良い家づくりにつながると思います。

また、補助金のことについても説明をするように心がけています。
「住まいの給付金」や
青森の工務店で建てるなら相性の良い
「地域型住宅グリーン化事業」という補助金もあります。

この補助金がとれると、約100万円の補助金がお客様の元に帰ってくるので、
使えるなら使っていきたい補助金のひとつです。

また、ブログで補助金に関しては説明できればと思います!

ゲンジアーキではどうしてるのか?

私たちでも、資金計画や補助金のこと等については常に情報を得て
把握するようにはしていますが、それだけでは不十分と感じることもあります。

ですので、ゲンジアーキでは

「第三者による資金計画のチェック」をお願いしております。

やはり、建築のプロではありますが、
お金のことに関しては、アドバイスの精度が下がる可能性があります。

ですので、住宅ローンや保険に詳しい外部の者のチェックがあることで、
よりお客様に安心して家づくりをして頂けるかと思っております。

新築を予定されてご相談に来られたお客様にも、
予算的に現実が難しいようであれば、「建てない」というアドバイスを
することもありますし、「中古物件を断熱改修しましょう」
というようなアドバイスをすることもあります。

資金計画だけでもご相談を承っておりますので、
詳しい資金計画についてはぜひお問い合わせください!!

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